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操作系

物質や生物を操る。
操作系になるのは、能力者のうち約15%と言われており、6系統の中でレアな特質系を除き一番少ない割合となっている。

180分の恋奴隷(インスタントラヴァー)

能力者:ヴェーゼ

唇を奪った者を自らの下僕とし、命令を聞かせることができる。
効力は約3時間。
拷問などの方法を使わなくとも貴重な情報を引き出すことが可能であり、女性特有の念技といえる。
ネオン護衛の採用試験では、館を脱出させないためにスクワラが仕掛けた罠を白状させた。
ただし、直接の戦闘には不向きであり、地下競売場では能力を使う間もなく幻影旅団から攻撃を受け、殺害された。

▲8巻95頁より

携帯する他人の運命(ブラックボイス)

能力者:シャルナーク

オリジナルの携帯電話で人間を操ることができる能力。
付属のアンテナをターゲットの身体に刺せば操作可能となる。
アンテナが抜けたり、死亡したりしない限り、ターゲットは能力者のロボットと化す。
また、ターゲットを自動操縦としておくこともできる。
なお、自らの身体にアンテナを刺すことで、能力者であるシャルナーク自身を自動操作することも可能。
この場合、身体に来る反動も大きいが、通常の数倍ものオーラ(攻撃力)を得ることができる。

▲11巻86頁より

暗い宿(ホテル・ラフレシア)

能力者:シュート

相手にダメージを与えると発動する能力。
ダメージの度合いにより、相手の身体を籠に閉じこめることができる。
取り込まれた部分を籠から出すと元に戻る。
キルアがシュートと闘ったとき、キルアの片目が消えてしまうという現象が起きた。
これはシュートの一撃による能力の発動に他ならない。
また、カイト捜索の際も、ネフェルピトーにより操作された彼をこの籠に閉じこめている。

▲20巻197頁より

紫煙機兵隊(ディープパープル)

能力者:モラウ

モラウの意のままに操ることができる念人形。
核となるオーラに煙状のオーラを覆うことで具現化、最大216体を同時出現させ、命令を与えることができる。
円ではこの念人形を生物と区別することは困難。
東ゴルトー共和国では、護衛軍を攪乱させるために使用された。

▲23巻146頁より

監獄ロック(スモーキージェイル)

能力者:モラウ

煙のオーラで標的を囲い閉じ込めることができる。
素早いヂートゥを煙の中に閉じ込めた上で戦ったり、メルエムの元へ駆けつけようとするシャウアプフを足止めさせたりした。
煙の粒子より小さい物質でないと抜けられないため、生物が自分の意思で脱出することは不可能。
能力者であるモラウを倒すか、モラウ自身が能力を解除するしか脱出する方法がない。

▲25巻194頁より

血いさな世界(ブラッディメアリー)

能力者:ザクロ

自分の血液を自在に操ることができる。
オーラが切れるまでの30~40分、自分の血液を紐状にして相手に巻き付けたり、標的の探索を行ったりと、様々な用途での活用が可能。
点滴器具を持ち歩いているが、実用(足りなくなった血液を輸血する用途)と制約(器具を携帯する自らのことで素早い動きを制限)を兼ねている。

▲37巻199頁より

透明言葉(ゲッコウジョウレイ)

能力者:ロンギ

念で作り上げた期限付きの契約書に、相手から署名してもらうことで、相手の行動を制限したり、能力の一部を貸したりできる。
相手が「契約」で定めた事項を守らなかった場合、1週間 強制的なを強いられる。
ロンギは、ツベッパサイドとワブルサイドとの平和協定を結ぶに当たり、この能力を実質的な担保として用いた。

▲WJ2024年45号より

最終更新 2024.01.09