四大行
四大行(ヨンタイギョウ)とは意志を強くする過程の修行で「テン」「ゼツ」「レン」「ハツ」の4種類を指す。
「心(シン)を高め、心(シン)を鍛える」ことで、全ての格闘技に通じる基本とされている。
●燃
「燃」は、心を燃やすこと。
心を鍛える修行で「念」を使うための入口とされる。
同時に「念」の存在に気づいた者が誤った使い方をしないよう、方便の役割を果たしている。
心源流拳法の師範代である
ウイングは、恐ろしい武器になる念を危険視し、当初ゴン・キルアには「ネン」とは「燃」のことであると教えていた。
心を一つに集中し、自己を見つめ、目標を定めること。
日本でいう「禅」や「瞑想」に近いものと考えられる。

▲6巻132頁より
成し遂げたい想いを、実際に口にすること。

▲6巻35頁より
点で定めた目標や想いを「舌」で口にし、錬でその意志を増幅させる。
俗に言う「気合い」のこと。
錬による気合いで、実際に相手に影響を及ぼすこと。
「気合いで勝れば、動かずとも敵が引く」ことの体言。
●念
念を使える者は「超能力者」「超人」などと呼ばれ、特別視されている。
通常、人間は体中にある精孔(しょうこう)という穴(いわゆるツボとよばれるもの)が閉じている状態になっている。
これを燃などの修行により、精孔を開けることでオーラがうまくめぐるようになり、念の体得が可能になる。
通常はたれ流しになってしまうオーラを体に留めておく技術。
念の攻撃は纏(念)でしかガードできない。

▲6巻79頁より
オーラを完全に消す(絶つ)技。
隠れたりするときにはよいが、念攻撃に対しては全くの無防備に。

▲10巻21頁より
発につなげるため、体に留めたオーラを練ること。
四大行の集大成というべき発。
いわゆる「念能力」を指す。
個人の資質によって様々な効果を持つ。
最終更新 2023.05.13