TOP > 能力名の由来

●【黒子無想(テレプシコーラ)】

能力者:ネフェルピトー

▼黒子夢想

特に優れている者を指す言葉「国士無双」を語源としている。
【黒子無想(テレプシコーラ)】はネフェルピトーが全力を出すときに発動させる能力であり、強大な実力を持つ者が最大限の力を発揮するイメージと重なる。
なお、「国士無双」は麻雀における役のひとつ(役満)にもなっている。

▼テレプシコーラ

漫画のタイトルを語源としている。
山岸 凉子 著「舞姫 テレプシコーラ」より。
メディアファクトリー「ダ・ヴィンチ」に連載(2000~2006)。
プロバレリーナを目指す少女の成長と現実を描く。
第11回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞。


●【玩具修理者(ドクターブライス)

能力者:ネフェルピトー

▼玩具修理者

小説のタイトルを語源としている。
小林 泰三 著「玩具修理者」より。
角川書店 1999年発行。
どれだけ壊れている玩具でも、直してくれる「玩具修理者」。
一人の少女が、誤って死なせてしまった弟を彼の元に連れて行くが……。
短編集。「玩具修理者」など2編を収録。
第2回日本ホラー小説大賞短編賞受賞作。

▼ドクターブライス

1972年、アメリカで1年のみ販売されたビンテージ人形「ブライス」が語源。
ネフェルピトーによって具現化される「修理者」が、その形状を成している。


●【死体と遊ぶな子供達(リビングデッドドールズ)】

能力者:イカルゴ

▼死体と遊ぶな子供達

アメリカ映画のタイトルを語源としている。
ボブ・クラーク監督「死体と遊ぶな子供達(Children Shouldn't Play with Dead Things)」より。
数人の男女がふざけて行った墓地での呪術。
ほどなく死体は復活したが……。
1972年公開。

▼リビングデッドドールズ

「生ける屍」をモチーフとして制作されているアメリカの人形(販売元:メズコ社)が語源。
棺桶型のケースには「死亡証明書」が添えられている。
体長約27cm。ホラーファンからの人気が高い。通称「LDD」。


●【監獄ロック(スモーキージェイル)】

能力者:モラウ

▼監獄ロック

楽曲のタイトルを語源としている。
エルビス・プレスリー「監獄ロック(Jailhouse Rock)」より。
刑務所で看守が開いたパーティーで、囚人たちがロックを楽しむ姿を描く。
1957年リリース。


●【卵男(ミサイルマン)】

能力者:ウェルフィン

▼卵男

小説のタイトルを語源としている。
平山 夢明 著「独白するユニバーサル横メルカトル」の一話「卵男(エッグマン)」より。
光文社 2006年発行。
現場に卵の殻を残すことから「卵男」と呼ばれるようになった殺人鬼。
獄中での会話を通じ、明らかになるその正体とは……。
短編集。「卵男エッグマン」など8編を収録。
第59回日本推理作家協会賞受賞作。

▼ミサイルマン

小説のタイトルを語源としている。
平山 夢明 著「ミサイルマン」より。
光文社 2007年発行。
ツヨシが相棒のシゲと行う残忍な「うっぷん晴らし」。
やがてシゲの身体が……。
短編集。「ミサイルマン」など7編を収録。


●【蠅の王(ベルゼブブ)】

能力者:シャウアプフ

▼蠅の王/ベルゼブブ

名称と読み、両方を旧約聖書に登場する異教神の名称を語源としている。
ヘブライ語で「蠅の王」を意味する「ベルゼブブ」より。
旧約聖書では神、新約聖書では悪魔とされている。
なお、同名の小説、映画も存在する。
小説は、1954年発行のウィリアム・ゴールディング 著「蠅の王(Lord of the Flies)」。
ピーター・ブルック監督により映画化され、1962年に公開された。
飛行機の墜落によって南太平洋の無人島に置き去りにされた少年達の悲劇。
最初はお互いに協力し合っていた彼らだが……。


●【淋しい深海魚(ウインクブルー))】

能力者:パーム

▼淋しい深海魚

楽曲のタイトルを語源としている。
Wink「淋しい熱帯魚」より。
愛する人に会えない苦しさを叙情的に描く。
1989年リリース。
第31回日本レコード大賞受賞。

▼ウインクブルー

アイドデュオの名称を語源としている。
鈴木早智子と相田翔子によるデュオ「Wink(1988~1996)」より。
「淋しい熱帯魚」のヒットにより、1989年のNHK紅白歌合戦に出場。
無表情のまま、人形のような振り付けで歌い踊るアイドルとして話題となった。


●【大和撫子七変化(ライダーズハイ)】

能力者:ツボネ

▼大和撫子七変化

楽曲のタイトルを語源にしていると思われる。
小泉今日子の11枚目のシングル「ヤマトナデシコ七変化」より。
次々に変わる乙女の恋心を描く。
1984年リリース。

▼ライダーズハイ

小説のタイトルを語源にしていると思われる。
山川 健一 著「ライダーズ・ハイ」より。
中央公論社 1984年発行。
奇妙な恋と友情の虚無と輝きを、疾駆するバイクの高揚感とクロスさせて爽やかに描く。
バイクに関する小説8篇を収録。


●【栞のテーマ(ダブルフェイス)】

能力者:クロロ

▼栞のテーマ

楽曲のタイトルを語源としている。
サザンオールスターズ「栞のテーマ」より。
恋する女性への募る想いを描く。
1981年リリース。

▼ダブルフェイス

漫画のタイトルを語源としている。
細野 不二彦 著「ダブルフェイス」より。
小学館発行「ビッグコミック」に連載(2003~2011)。
小さな街金融に勤める春居筆美は、取引相手にすら馬鹿にされる気弱なダメ社員なのだが、彼にはもう一つの顔があり……。


●【人間の証明(オーダースタンプ)】

能力者:クロロ

▼人間の証明

小説のタイトルを語源としている。
森村 誠一 著「人間の証明」より。
角川書店 1976年発行。
刑事である棟居弘一良は、ホテルのエレベータ内で黒人青年の死に直面する。
彼が残した言葉は謎を秘めていて……。
第3回角川小説賞受賞。


●【転校生(コンバートハンズ)】

能力者:クロロ

▼転校生

映画のタイトルを語源としている。
大林 宣彦 監督「転校生」より。
男子中学生である一夫のクラスに転校してきた一美。
石段を転げ落ちたはずみで、二人の身体が入れ替わってしまい……。
1982年公開。


●【裏窓(リトルアイ)

能力者:サイールド

▼裏窓

アメリカ映画のタイトルを語源としている。
アルフレッド・ヒッチコック監督「裏窓(Rear Window)」より。
事故で車椅子生活を余儀なくされたフォトグラファーのジェフ。
彼の楽しみは、アパートの部屋の裏窓から、他の住人達を観察することだったが……。
1954年公開。


●【裏窓の鳥(シークレットウインドウ)】

能力者:ムッセ

▼裏窓の鳥

アメリカ映画のタイトルを語源としていると思われる。
イギリス(後にアメリカ国籍を取得)の映画監督アルフレッド・ヒッチコック。
「サスペンスの巨匠」と呼ばれた彼の作品「裏窓(Rear Window/1954年公開)」「鳥(The Birds/1960年公開)」より。

▼シークレットウインドウ

アメリカ映画のタイトルを語源としている。
デヴィッド・コープ監督「シークレット ウインドウ(Secret Window)」より。
妻との離婚問題のため、スランプに陥っていた売れっ子昨夏のモート。
そこへ謎の男ジョンが現れ……。
2004年公開。
スティーヴン・キングの中編小説「秘密の窓、秘密の庭」を原作としている。


●【11人いる!(サイレントマジョリティー)】

能力者:(37巻時点で)不明

▼11人いる!

漫画のタイトルを語源としている。
萩尾 望都 著「11人いる!」より。
小学館発行「別冊少女コミック」に連載(1975)。
宇宙大学の入学試験に訪れた受験生達。
試験会場となった密室の宇宙船内で、10人いるはずの受験生が1人多いことに気づき……。

▼サイレントマジョリティー

楽曲のタイトルを語源としている。
欅坂46「サイレントマジョリティー」より。
大衆に埋没せず、声を上げ、行動する生き方を説く。
2017年リリース。


●【幽体離脱(ザタッチ)】

能力者:タフディー

▼ザタッチ

お笑いコンビの名称を語源としている。
双子の兄弟によるお笑いコンビ「ザ・たっち(2003~)」より。
所属事務所はホリプロコム。
双子であることを活かした一発芸「幽体離脱」を持ちネタとしている。


最終更新 2024.01.08