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除念

人にかける念能力がある一方、かけられた念能力をはずすこともできる。
かけられた念をはずすことを「除念」という。

●方法

世の中に様々な念の能力や発動形式があることから、念を外す方法についても一つではないと思われる。
ただし、念能力が自らのオーラを練ってできた発を対象に向けるものである以上、外すことも同じプロセスを踏むものと考えられる。
なお、除念は失敗すると、そのエネルギーが術者に跳ね返ってくるため、ときには弾かれた念の攻撃によって、術者が命を落とすこともあると言われている。


●除念を行う能力者

原作に登場した能力者は2人であるが、除念の能力を所持していても、そのことを周りに言っていない者もいる。

アベンガネ
グリードアイランドのプレイヤー。
ゲンスルーの策略にはまり、身体に念の爆弾を取り付けられたが、自らの能力で除去している。
森に棲む生物のエネルギーを集め、対象となる人形に自らの念を込めて燃やすことで、念を除去する念獣を生み出す。
生み出された念獣が、対象となる念(具現化された物体等を含む)を喰うことで、念を除去できる。
ただし、念獣の大きさは対象の念の強さに比例し、対象となった念の能力者が死亡するか、アベンガネが解除条件を満たさないと消えない。
加えて、死者が残した念能力を除去することはできないため、例えばシュウ=ウ一家の死亡した構成員ミーシャの能力【Zombie Girl(ラ・ヴィアン・ローズ)】は除去できない。

▼この後、念能力を喰う念獣が姿を現す

▲15巻123頁より

ハンター協会の除念師
氏名は不明。
ハンター協会員で唯一の除念師。
自ら除念師を名乗っていることから、念を外すことを生業としていると考えられる。
請け負う仕事の中には、ハンター協会から斡旋された除念の仕事も含まれると思われることから、いわゆる協専のハンターでもある可能性がある。
ゴンが自らにかけた制約(=強大な念)を除去するため、ゴンが入院する病室を訪れたが、念の強さを一目見て、自らの手には負えない旨を吐露した。

▼協会唯一とされる除念師

▲31巻94頁より


最終更新 2025.12.05