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変化系

ものの持つ働きや力を強くする。
変化系になるのは、能力者のうち約19%と言われており、6系統の中では3番目に多い割合となっている。

念糸縫合(ネンシほうごう)

能力者:マチ

念の糸を使用し、患部を縫合、治療する。
血管・骨・神経・筋肉ほぼ100%つなげることが可能。
天空闘技場では、切断したヒソカの腕を一瞬で接合した。

▲7巻11頁より

伸縮自在の愛(バンジーガム)

能力者:ヒソカ

自分のオーラをガムとゴム両方の性質をもつものに変える。
至るところに貼りつけることができ、好きな時にはがせる。
ヒソカが子どもの頃大好きだったチューインガムの商品名をネーミングとしている。
天空闘技場ではゴンに使用し、翻弄した。
相手を殴打したときにオーラをつけるため、対戦相手はヒソカの攻撃を全てかわす技量が求められる。

▲7巻166頁より

薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)

能力者:ヒソカ

自分のオーラにイメージの力を加え、あらゆる質感を再現する能力。
ただし、紙のように薄いものにしか写し出せない。
非常に上質のカラーコピーのようなもので、触られればすぐ偽物とわかるが、だからこそ騙しがいがあるとヒソカは考えている。
昔、大流行したいたずらシール入りの菓子が名前の由来。
なお、幻影旅団員としてヒソカがしている入墨も、この能力で作った偽物。

▲7巻25頁より

魔法美容師(マジカルエステ)

能力者:ビスケ

オーラを特別なローションに変化させることができる能力。
このローションを肌に塗れば若返りや美肌の効果を得ることができる。
また、指圧、整体、冥想、ロールなどの体に良い様々なマッサージが可能。
戦闘には使えないため、対爆弾魔(ボマー)戦に使用できると期待していたキルアから激しく罵られていた。
ビスケが具現化した美容師「クッキィちゃん」は、30分の施術で8時間分の睡眠に相当する効果がある【桃色吐息(ピアノマッサージ)】ほか、多数の技を持つ。

▲17巻13頁より

雷掌(イズツシ)

能力者:キルア

オーラを練って作った電気を掌から相手に送り込む。
受けた相手は、体の痺れにより数秒間動きが停止する。
生まれたときから拷問により鍛えられたキルアだからこそ可能な技といえる。
人間はある一定以上の電圧を受けると筋肉が収縮して動けなくなる。
これはどんなに鍛錬を積んでも克服できるものではなく、戦闘に極めて有効な技である。
技を受けたサブも、手にスタンガンをしのばせていたと思いこんでいたようだ。

▲18巻42頁より

ジャジャン拳[チー]

能力者:ゴン

ジャンケンにヒントを得て開発した技。
拳にオーラを込め、思い切り殴りつける強化系の攻撃。
手に集中させたオーラを、剣状に変化させ相手を切り裂く中距離用攻撃。
他の必殺技ジャジャン拳[グー]ジャジャン拳[パー]と比較すると、ゴンはこの変化系の修行に手こずっていたが、それでも硬い外骨格を持つキメラアント兵隊長を一刀のもとに切断した。
修行次第では、剣に付加効果を持たせることも可能であり、今後の成長が期待できる技といえる。

▲19巻100頁より

落雷(ナルカミ)

能力者:キルア

オーラを練って作った電気を上空から相手に送り込む。
受けた相手は電撃のダメージ(火傷など)に加え、体の痺れにより数秒間動きが停止する。
雷掌(イズツシ)と同様、筋肉を持つ生物は、ある一定以上の電圧を受けると動けなくなるため、戦闘に極めて有効な技である。
また、電撃そのものの攻撃力も侮りがたい。
電圧の耐性を急激に上げる鍛錬は不可能なため、相手はほぼ無防備で感電することとなる。
その際、体内に高電圧が通ることで心室細動(致死性の高い不整脈。心臓が痙攣しているような状態)を引き起こされ、死に至ることも珍しくないのだ。
なお、この技は突起物に向かいやすい落雷と同様の性質を持つため、上空から発動しているのではないかと思われる。

▲19巻65頁より

許されざる者(ペイン パッカー)

能力者:フェイタン

自らの負ったダメージを、怒りの感情をもってオーラ(攻撃エネルギー)に変えるカウンタータイプの念技。
キメラアントの師団長ザザンとの戦闘では、灼熱のエネルギー球を作り出す【太陽に灼かれて(ライジング サン)】で、彼女の強靱な身体を焼き尽くした。
なお、フェイタンには【太陽に灼かれて(ライジング サン)】以外にも、広範囲にわたり威力を発揮する念技を持つ模様。

▲22巻93頁より

神速(カンムル)

能力者:キルア

オーラを電気信号に変えて自らの身体に命令をくだす技。
通常、脳からの命令は体内を巡る神経を通り、電気指令となって筋肉に伝えられる。
キルアの作り出す電気のオーラは、それ自体が指令媒体となり、脳からの命令を省略して筋肉に直接命令がくだされる。
その結果、相手の動きを脳が判断して指令を出すのではなく、相手のオーラの揺らぎに反応し、反射のみで筋肉が動くことになる。
この超高速の反応は、戦闘となった際に相手より速く動けることで攻撃・防御いずれにおいても有利な状態を作り出せる。
モントゥトゥユピーとの戦闘の際は【雷掌(イズツシ)】と組み合わせることによって、攻撃には超速反応で反撃→相手の動きを一定時間停止 のコンボに成功している(ただし、大量放電により体内のオーラが比較的早く底をつくことから、モントゥトゥユピーを倒すまでには至らなかった)。
自分の意志で筋肉を操作する【電光石火(でんこうせっか)】、相手の動きに感応して筋肉が動く【疾風迅雷(しっぷうじんらい)】の2種を持つ。

▲27巻65頁より

最終更新 2023.12.16