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制約と誓約

念能力を飛躍的に向上させるには「制約(ルール)」を決めて、それを遵守すると心に誓うこと。
そのルールが厳しいほど、使う技は爆発的な威力を発揮する。
制約と誓約は、条件が難しい役ほど点数が高いという点において、麻雀やポーカーに例えられることがある。
ただし、誓約を破れば反動で念能力そのものを失う危険がある諸刃の剣でもある。


▼【俺の両手は機関銃(ダブルマシンガン)
フランクリンは両手の指を改造(切り落とす)ことで、念弾の破壊力を飛躍的に向上させた。

▲8巻191頁より

▼【束縛する中指の鎖(チェーンジェイル)】
クラピカは幻影旅団以外に能力を使用した場合、自らの命を失うこととし、鎖の拘束力を向上させた。

▲9巻174頁より


●容量(メモリ)の概念

念能力の修得には、多大な時間と修行を必要とする。能力の限界値は人によりさまざまではあるが、強大な能力であるほど必然的に持てる力を集約しなければならなくなる。ヒソカはこれをパソコンの「メモリ」に例え、高等技術を要する念は多くの「容量(メモリ)」を消費するとした。
カストロの能力分身(ダブル)は、通常の状態であれば出し入れ(発動)自由であったが、カストロがダメージを負った途端、発動不能になり敗れた。 「人間」という複雑なものを、念で再現し自由に動かすという高等技術により、「容量(メモリ)不足」となった結果である。
一方、ヒソカの能力伸縮自在の愛(バンジーガム)】【薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)は比較的仕組みが単純なであり、制約も必要としない。非常に「容量(メモリ)」が小さく、使う者の体調などに依存しない、使い勝手の良い能力となっている。

▲6巻197頁より



最終更新 2023.12.14