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5大厄災

希望あふれる地として大衆に紹介されている新大陸であるが、一方で「暗黒大陸」と呼称する者もいる。
それは、大多数の人類に知らされていない、未知の危険が存在しているからに他ならない。

●概要

人類が新世界(暗黒大陸)へ足を踏み入れた際に遭遇した、あるいは現世界へ持ち帰られた災厄。
いずれも人類にとって極めて危険な存在であったため、「厄災」と呼ばれ、その存在は秘匿された。
「厄災」の存在を知る者は、V5首脳やハンター協会幹部、国際渡航許可庁の一部職員など、ごく限られている。
国際渡航許可庁のエリート職員であるシュタイナーも、当初はこの話を一笑に付していた。
しかし、実際に「厄災」の犠牲となった人体の一部などを目の当たりにし、その存在を認めることとなった。


●厄災

現在、以下の5つの厄災が知られている。
V5がそれぞれ異なるルートから持ち帰ったものとされているが、ジンは「案内人」と呼ばれる存在が人類への戒めとして持ち帰らせたと考えている。
決定的な対策は存在せず、被害が広がる前に封じ込め、人を近づけないことが現時点での最善策とされている。
サンプルは、国際環境許可庁の地下施設に秘密裏に保管されている。

▼兵器「ブリオン」
「謎の古代遺跡を守る正体不明の球体」として作中で紹介されている。
メビウス湖北部の樹海を400km進んだ場所に存在する古代迷宮都市を守護する植物兵器。
万病に効く香草を求め、サレルタ合衆国は特殊部隊を派遣したが、入手には失敗。
帰還者は2名であった。


▲33巻25頁より

▼ガス生命体「アイ」
「欲望の共依存」として作中で紹介されている。
メビウス湖の南南東付近に生息する霧状の生物。
あらゆる液体の元となり得る「三原水」を求め、ミンボ共和国が彼の地へ向かったが、入手には失敗。
帰還者は3名であった。
なお、この3名はいずれも正気を失っていた。
また、アイの犠牲者は現世界でも確認されている。


▲33巻25頁より

▼双尾の蛇「ヘルベル」
「殺意を伝染させる魔物」として作中で紹介されている。
メビウス湖南東部に生息している。
究極の長寿食「ニトロ米」を求め、オチマ連邦は約1,000人を自生地とされる沼地へ派遣したが、目的地へたどり着く前に派遣者の99%が犠牲となり、入手には失敗。
帰還者は11名であった。


▲33巻25頁より

▼人飼いの獣「パプ」
「快楽と命の等価交換」として作中で紹介されている。
メビウス湖北東部沿岸の山脈地帯に生息している。
水に沈めると発電する鉱石「無尽石」を求め、ベゲロセ連合国は1,000人規模の調査団を送り込んだが、入手には失敗。
帰還者は7名であった。
なお、パプの犠牲者は現世界でも確認されている。


▲33巻25頁より

▼不死の病「ゾバエ」
「希望を騙る底なしの絶望」として作中で紹介されている。
錬金植物「メタリオン」を求め、クカンユ王国の者たちはビヨンドと共にメビウス湖南部付近へ向かったが、ルートを外れたことで、自らの血液を啜り続けながら生きる病に罹患した。
メタリオンの入手には成功したものの、後に枯死した。
帰還者は6名であった。


▲33巻25頁より

▼5大厄災一覧

種類 名称 生息地等 求めた資源(リターン) 派遣国 帰還者数 備考
植物兵器 ブリオン メビウス湖北部 万病に効く香草 サレルタ合衆国 2名  
霧状生物 アイ メビウス湖の南南東付近 あらゆる液体の元となり得る「三原水」 ミンボ共和国 3名  帰還者は正気を喪失
魔物 ヘルベル メビウス湖南東部 究極の長寿食「ニトロ米」 オチマ連邦 11名  
獣 パプ メビウス湖北東部沿岸 水に沈めると発電する鉱石「無尽石」 ベゲロセ連合国 7名  
病原体 ゾバエ メビウス湖南部付近 錬金植物「メタリオン」 クカンユ王国 6名 ビヨンドが同行 


▼危険生物 評価リスト

※【高】A-B-C-D-E【低】
名称 凶暴性   数   繁殖力 破壊力 総合評価
ブリオン B
(≒A-①)
C B-② A-① B+
アイ A-② 不明 不明 A~B A
ヘルベル A-① 不明 不明 A-② A
パプ A-② 不明 不明 B-① A
ゾバエ患者 C-①
(≒A-②)
E B-② B-② B+
 キメラアント
(亜人種型)
 B~C
(B≒A-①②)
B B-① A B
 人間(個人) C E C B~E C
 人間(国家) B
(≒A-①)
A C
(≒B) 
A~C A-~B+


▼危険生物 ランク表

名称 A B C D E
人間への
凶暴性
① 積極的に襲う
② 生態・行為が多数の人命を危険にさらす
条件次第で生物全体がAに近づく(気候・自然環境・食物・化学物質等) ① 個体差がある
② 条件次第で単体がAに近づく(血の匂い・手負い・繁殖期・子連れ等)
消極的。突然の遭遇時、防衛・回避のため攻撃することがある(ガス・液体・針の噴射、体当たり等) なし
数 1つの巣・宿主・群で万単位以上 数百~数千 十~数十 10未満 単体
繁殖力と
その速度
活動開始後、猛烈な速度で繁殖し、爆発的に増加 ① 年に複数回繁殖し、一定数以上
② 条件が整うとA並みに増殖
人間並みの繁殖能力 繁殖間隔が長く、1回に生まれる子の数も少ない 増えない/無視できるほど繁殖間隔が長い
破壊力 ① 高確率で死亡し、回避困難
② 完治困難で、生涯にわたり後遺症が残る
① 回避条件は確定しているが、失敗すると重篤・高確率で死亡
② 生涯にわたり完治困難な障がいが残る
① 長期の安静・治療が必要。低確率ながら死亡リスクあり
② 多数の人へ間接被害が発生(農作物・家畜など)
① 日常生活に支障はないが、軽度の後遺症・傷が残る
② 1~数週間の治療で完治
① 投薬・治療で数日以内に完治
② 小規模な間接被害が発生(限定的な汚染・一時避難等)
総合評価 早急な殲滅が必要。方法未確定で対策困難。世界規模の協力が不可欠 早急な殲滅が必要。方法は確定済みだが高コスト・高リスク。国~国際レベルでの対応が必要 早急な対策が必要だが、自治体レベルで対応可能 個別対応は必要だが、緊急性・危険性は高くない 一般人への注意喚起は必要だが、深刻ではない


最終更新 2026.09.21