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No.419◆実践

週刊少年ジャンプ2026年40号<8月31日発売>

▼ストーリー
厳しい監視の中、脱出を図るツェリードリヒは……。


▼ツェリードリヒ。
前回の感想で、ツェリードリヒ視点でのストーリー進行が面白いと書きましたが、こういう展開になると、HUNTER×HUNTERの場合、だいたいまた話や視点が変わるんですよね。
だから、今回のようにツェリードリヒ視点が続くのは、とても珍しいと思います。
クラピカと並ぶ、BW号編のもう一人の主人公だからでしょうかね。

▼隠密指令。
まあ、軍だとこういうことは割とあるのでしょうね。
情報共有は危機管理の基本だと思うのですが、そもそもBW号の出航時にも、ミザイストムから「カキンの杜撰さを大分過小評価していた」と言われていましたからね。
「どうせ怒られんのは俺達だ」と思われていることからして、組織として終わってますね。

▼【刹那の10秒(ラプラスデビル)】。
ツェリードリヒの能力名が判明しました。
これ、すごくよい命名ですね。
今後、別コンテンツで紹介しようと思います。

▼頑張れオレ!!
なんだか笑いました。
それにしても、ツェリードリヒ1人で完全装備の国王軍相手に善戦しすぎじゃないでしょうかね。

▼オレか?「オレ」か?
カギ括弧付きの「オレ」は、ツェリードリヒの能力支配下で彼らに見えている虚像のこと。
本物のツェリードリヒを認識したまま能力支配下に置いた場合、彼らの目にはどう映るのか。
それを命を賭けて実験しているわけです。

でも、ここをうまく切り抜けられれば、後はどうとでもできるのではないでしょうか。
第1層の王子居室付近がBW号内で一番監視が厳しいわけで、そこさえ抜けてしまえば、どこへでも行けるはず。

▼銃。
ああ、なるほど。
目立つ格好をしてまで、なぜツェリードリヒが両手に銃を持っているのか、今やっとわかりました。
こうやって、乱射騒ぎを起こしては消え、少しずつ移動しようとしていたのですね。
発砲し、能力支配下で見えるツェリードリヒに周辺の兵士の目を釘付けにし、その間に本物が先へ進む。
ただ消えながら進むだけでは、兵士たちに広い範囲を捜索されてしまいますものね。
「自分を犠牲にして」進む必要があったわけです。

▼下からの暴徒対策。
面白いですね。
非常階段を螺旋状にする理由は、通常であればスペースの問題、つまり螺旋状にした方が場所を取らないからだと思いますが、ここでは暴徒対策なのですね。
緊急時に避難するための階段が、むしろ緊急事態を作り出す原因になってしまっているという矛盾。


最終更新 2026.08.26