地上からの高さ1,784mを擁する世界一高い木。
人工のものでこの木を超える建造物はまだない。
▼際立つ存在感
▲32巻149頁より
登木については地上500m地点に管理事務所が設けられており、所定の手続き等を経た18歳以上の者でないと登ることはできない。
なお、ゴンは18歳未満であるが、プロハンターの資格を所持していたことにより、登木が認められた。
▼ゴンは全く苦労せず、20分程で登り切った。
▲32巻156頁より
登木を試みる者は年間延べ約3,000人。
うち94%にあたる約2,800人が1,000mまで他することができず、途中で引き返している。
残る4%にあたる約100人は高額なレスキュー料金を支払い救助を呼び、1%にあたる約30人は落下して命を落とす状況となっている。
頂上まで無事登りきり、降りてこられる者は年間約30人しかいない。
ジン・ゴンもそのうちの一人である。
▼救助を行うレスキュー隊
▲32巻157頁より
頂上には巨大な鳥が巣を作り、安全な場所としてここで雛鳥を育てている。
その大きさは、雛鳥であっても人間をゆうに超える。
▼巨大だが、親鳥・雛鳥ともに人間に害を与えることはない。
▲32巻160頁より
この世界樹は、世界で一番高い木とされているが、ジンによるとこの木は生長できなかった若木であり、この世界の「外側」には、山脈に根付き、マグマを吸って育ち、大気圏を越えてなお成長する本当の世界樹が存在するとのこと。
なお、この事実は、世界の一部の者しか知り得ないこととされている。
最終更新 2025.09.28